2008/03/03

しばっちょ、仕事復帰おめでとう

アンタッチャブル柴田英嗣、病気療養から3か月ぶり復帰


しばっちょ、いよいよ仕事再開!
キレのあるツッコミ、楽しみにしてます。
あと、シカマンもね。

アンタッチャブル柴田英嗣の平穏な僕

2008/03/02

GOTHとは何か⑤~マリリン・マンソンの憂鬱



しばらくやっていなかったGOTH特集ですが、
少し書き忘れていたこともあり、ここら辺でもう一度復活させようかと。

ゴシック・ロックは1980年代初期にイギリスで全盛期を迎えましたが、
あっとういまに衰退し、80年代後半にはほとんどイギリスでは見られなくなりました。

しかし、1990年半ばにはいってGOTHはふたたび復活します。
イギリスではなく、アメリカにおいて。
1980年代半ばから90年代初頭にかけて、
イギリスにおいて衰退したgoth文化は、アメリカへと渡り
そこでふたたび全盛期を迎えます。
マリリン・マンソンの登場です。

もちろんマリマンはいきなり登場したわけではありません。
そこにはいくつか萌芽があります。
NINのデヴューやスマパンのゴス文化への傾倒、
そして、the cureのアメリカ本国での成功と
ティム・バートン監督の『シザーハンズ』の上映など
ゴシック文化が花開く要素はさまざまに存在しました。
そして、そうした要素をすべて吸収し、
独自の解釈で、アメリカでgothを根付かせたのは
マリリン・マンソンだと思うのです。

マリリン・マンソンはひじょうに厳格な家庭に育ったようです。
カトリックの学校に通っていたというから、
ひじょうに宗教的な家庭環境で育ったのでしょう。
しかし、幼い頃の彼にとってはそれは抑圧でしかなかったようです。
カトリック系の学校に行くようになってからは
カトリックの教義が欺瞞にしか感じられなくなった。
その辺りからカトリックを初めとするキリスト教全体に憎悪を抱くようになります。
これはひじょうに重要です。

アメリカにおいてキリスト教、特にプロテスタントの教義というのは
今でも強い影響力を持っています。
あの合理的なアメリカ人が、まだ宗教を信じているの?
と驚かれる方も多いと思いますが、
アメリカ人の4割は進化論を信じていないというように、
ひじょうに信心の熱い人が多いのです。
教会に行く人口もヨーロッパよりも多いです。
あのブッシュ大統領ですら聖書を信じているし、
また牧師の力も強いです。選挙の票を動かすほどの影響力を持っています。
ブッシュが当選したその裏側には、
プロテスタント系の教会の強い後押しがあったからといわれています。
しかし、別な見方をすれば、それだけ宗教の抑圧が強いともいえます。

そして、その教義への抑圧は、さまざまな若者、
またはアメリカ人自身の価値観をも支配しています。
アメリカ人というのは、実はあまり知識人を信じない傾向にあります。
逆に、知識を持ちすぎると『気取ったヒト』と見られ、あまり好かれません。
むしろあまり知識はないが、善良なヒトのほうが好まれます。
『フォレスト・ガンプ』の世界を思い浮かべていただければ分かるかと思います。
そのため、知識=芸術・文学に精通するヒトというのは『根暗なヒト』とみなされ、
逆に、知識はないけれども、健康的なヒト
(つまり、ハリウッドの学園映画に登場するアメフトをやってる金髪碧眼のマッチョ)
=『いいヒト』または『素朴だが、善良なヒト』とみなされやすい傾向にあります。
これを難しい言葉で「WASP的マチズモ」といいます。
要するに、頭はなくても健康的(=マッチョ)であれば
そちらのほうがより好まれるという風潮です。
これはアメリカ人の大部分の主要な価値観、
つまり「常識」としてまかり通っています(かなり乱暴な定義ですが)。

これに激しく噛み付いたのが、マリマンを初めとするGOTHなのです。
ゴス、ここでは黒装束をまとう人を意味するのですが、
彼らが黒のアイライナーを引き、黒い衣装を着るというのは、
単なるおしゃれやスタイルとしてではありません。
そこにはプロテスタンティズムを根底とする
WASP的マチズモに対する強い反発と強烈なアンチ・テーゼが潜んでいるのです。
いわゆる一つの主義として、そのような格好をするといったほうがいいでしょう。

マリリン・マンソンもまさにその延長上として登場しました。
彼は自らをアンチ・キリストにふんすることで、
アメリカ人が「良識」と考えている「価値観」に疑問を提示し、
その「価値観」が必ずしも正当ではないということを
暴露しようとしている。

↑のPVは、彼の主義をもっとも分かりやすい形で表していると思います。
ハリウッド映画が好きな人なら、
このPVがパロディとなっていることが分かるかと思いますが、
WASPと書いたチアガールが登場するように、
プロム・パーティーでのwaspたちの乱痴気騒ぎを
マリマンは、皮肉たっぷりに表現している。
自らをヒップ・ホップ・スターに扮し、
ゴスな女の子達とプールで戯れる姿は、
映画でもよく見られる光景ではないでしょうか。

このマリマンの強烈なヴィジュアルと扇情的な歌詞は、
学校内で疎外されている多くの若者達の心をとらえました。
しかし、マリマンは同時にキリスト教団体の激しい抗議運動にもあいました。
例の『コロンバイン事件』でのマリマンの歌が彼らの悪影響を与えたという批判は
もっとも典型的な批判の一つでしょう。

しかし、gothはアメリカで衰退することはありませんでした。
2000年代に入って新たな形で広まっています。
一つはevanessenceに代表されるゴス・メタルの興隆
もう一つは、emoムーブメントとして。
wasp的価値観の強烈なアンチ・テーゼとしてのgothは
アメリカではまだまだ需要があるようです。

2008/03/01

やっぱnew waveはすごいわ~~―buggles編―



保存したにもかかわらず、全部消えてしまったのでもう一度仕切りなおし。
何を書こうとしたのかというと、、

以前、80'S new waveのほうが
90's rockよりも音楽的に重要だったのではないか
と書きましたが、
どうしてそう思ったかというと、↑の曲を知ったからでした。
この曲は日本のCMにも使われていたので知っている方も多いと思います。
bugglesというイギリスのテクノ系バンドの『ラジオスターの悲劇』という曲です。
1979年にリリースされたこの曲は、たちまち世界中でヒットしました。
わたしがこの曲をはじめて知ったのは、
5年ほど前、まだ大学に入りたてのころで、
このときはduft punkなどのテクノ系のバンドにはまっていて、
そうした系統の音楽を発掘しているときに、偶然見つけたものでした。

で、聞いてみて超びっくり。
はっきりいって度肝を抜かれました。
だって、もろダフト・パンクなんだもん。

「ダフト・パンクじゃねーか~~~~!!!!」

と絶叫してしまいましたよ。
いや、bugglesがダフト・パンクをパクったからというのではなくて、
その逆で、ダフト・パンクがbugglesをパクってたという。
その事実に頭をかち割られるような衝撃を受けたというか。
当時、ダフト・パンクが新しいテクノ・ポップの開拓者みたいなことをいわれていただけに、
その衝撃もハンパじゃなくでかかったです。

いま改めて聞いてもまったく古びてない。
なんの違和感なく入っていける。
最近デヴューしたテクノ系のバンドの曲なんですよといわれても、
そのまま信じてしまいそうなぐらい。
このときのシンセってまだ発展途上だったから(ローランドですよね?)、
出せる音も少なくて、限界もあったと思うんだけれども、
音質をうまくつかんで、シンセの魅力を最大限に引き出していると思う。

またボーカルもすごくいいんだ、これが。
ボーカルにエフェクトをかけてあえて無機質にすることによって、
シンセの電子音とぴったりと合っている。
でも、だからといって機械的な冷たさはないんだよね。
むしろひじょうに温かみがあるというか。
女性のコーラスを入れることによって、
テクノ系にありがちな無機質さを緩和させているんだと思う。

クラフトワークとはアプローチが違ってる。
クラフトワークだとシンセを前衛的なものとして使っていたと思うんですけど、
トレバー・ホーンはさらに先を行って、
ポップ・ミュージックに応用できるのではないかと考えた。
そして、それがみごとうまくマッチし、成功したのではないかと。
以後80年代に入ってからの音楽が、
シンセ主流になったことを考えてもかなり革新的な意味合いを持っていたんでしょうね。
1979年当時としては、まさに「革命」だったのではないでしょうか。

ブロガーの調子が・・・

さっき一生懸命に書いてたのに、全部内容が消えちゃった。
なんか調子悪いみたいです、これ。
保存機能がぜんぜん働いていないみたいで。
いつもなら書いたものは自動的に保存されるのに…。
むっきゃー(のだめ調)。マジでむかつく。
また書き直しだよ~~~。

2008/02/29

夏の花・心願の国


高校生の頃、マニアックな小説ばかりを読んでいた。
他の子たちが太宰やら村上春樹やらにハマっていたなか、
自分だけマイナーな作家を読むことがマイブームになっていた。
伊藤整、野間宏、夢野久作など。
そして、この原民喜もその一人だった。
↑の写真は、彼の作品の一部を収録した短編集。

広島での被爆体験を持つ筆者でなければ書けない、
終末を思わせるような描写が特に眼を引いた。
私が彼を知るようになったのは遠藤周作を通じてなのですが、
なんでも遠藤は、原民喜の自殺に衝撃を受けて小説を本格的に書くようになったそう。
↑の作品には彼の遺書が掲載されていて、
当然遠藤のことも記されています。

この前押入れを整理していたら、偶然この本が眼にとまり、
思わず読み返してしまいました。

今改めて読んでみると、
高校生のときに読んだのとはずいぶん違う印象を受ける。
やっぱ高校生のときはよく分かっていなかったところがあったんだな。
いまになったようやく彼の書きたかったことが分かったような気がします。

最近日本文学全集とか読む人が少なくなってるから、
こういうマイナーな作家にスポットライトが当たることはないけれども、
良作を残している作家は多いです。
そのほとんどが絶版になっていますけれども、
ブック・オフとかにはフツーに100円で売ってるので、この機会に読んでみては?

2008/02/28

SUMMER SONIC 08

SUMMER SONIC 08にて
とうとう今年の出場バンドが発表されたのですが…。
正直いってビミョー…。
別にcoldplayなんて見たくないし。
嫌いってわけじゃないんですよ。アルバム全部持ってるし。いい曲書くし。
でもさ、彼らってライブ下手なんだよね。you tubeでしかみたことないんだけれども。
クリス、ほとんど声出てなかった。演奏もあんまりうまくないし。
verveとかピストルズは私にとっては終わったバンドというか、
おじさん、おばさん世代のバンドというイメージしか(すっ、すいません)…。
たぶん去年フジにcureが来たときも、
私以外の多くの同年代の人が感じたことなんだろうけれども。
見たいのがpanic! at the discoしかないっていうのも…。
こんなことなら2005年のサマソニに行くんだったー。
なんてったってNIN出てたし。でも、あの時はお金がなかったんだよねー。
スクールに行くために全部使っちゃって、まったくの無一文だったからなー。
適性試験の準備やら何やらで忙しかったし。
考えてみれば、去年よりも一昨年、その前の年のほうがもっと勉強してたかもなー。

やっぱり今年もフジかなー。
誰が来るんだろう・・・。
イギリスのバンド中心っていうけれども、
正直最近のイギリスのバンドってあんま興味ないんだよね。
アクモンとかもあまり好きじゃないし。
オアシスも嫌いじゃないけど、もっと前に見たかったって思うし(いわゆる全盛期に)。
まあ、その前に試験期間にかぶってるからいけねーだろっていうのがもっとも切実なんですが…。

うーん、なんか、海外フェス・バブルのあおりを食らってる気がするなー。
ここ数年、欧米ではフェスが乱立していて、人気バンドを確保することに
フェス主催者が躍起になってる
んだって。それで、非常にギャランティも高騰してるんだとか。
そういう裏事情を知ってたから、去年cureがフジに来るって聞いたときは驚いたんだよね。
日本では無名だけれども、欧米では超大御所。ギャラだって破格でしょ? 
安いギャラで来るわけないって思ってたもん。
海外のフェスのサイト見てもラインナップが確定しているところがちらほらあるけれども、
メンツ見ただけでもホント豪華だもんね。
日本とは比べ物にならないって感じ。
どうすんだろーね、これから。
日本のフェスも正念場に来ているのではないだろうか。

2008/02/24

砂の詰まった口


ITSでいろいろと音楽を探ってたら、思わず買っちゃった。
だってさあ、笑えるぐらいthe cureなんだもの。
VHS or BETAraptureのときも度肝を抜かれたけど、
このfeeding fingersはさらに上を行くすごさ。
もう初期cureのダークで、ダウナーな音世界を見事に体現しております。
またVo.のロバスミ度も非常に高い。
あの”気だるさ”まできちんと表現している。
raptureのルークは、同じロバスミの歌い方に影響を受けているといっても、
どちらかというと、彼の神経質な叫び声を発して歌う部分を強調しているのに対し、
このバンドのVo.は、彼の投げやりな歌い方のほうに強い魅力を感じているよう。

いやー、それにしてもすごいよね。
アメリカのインディー・バンドのcureへの影響力。
ロバスミそっくりさんがゴロゴロいるんだから。

ロバスミの声をはじめて聞いたとき、
こんなへんな歌い方をする人は世の中には一人としていないだろうなと思ったのですが、
よもや彼の歌声を真似される日が来ようとは。
しかもゴロゴロいるんですわ。
きっとアンダーグラウンドになればなるほどその率は高いに違いない。

ほんとcure、恐るべしです。

ちなみにおススメはmouth filled with sandという曲です。
faithのころのcureに激似でございます。
my spaceでも聴けます。

CD買おうと思ったんだけれども、HMVやamazonではすでに売っておりませんでした。
欲しい方はITSに行ってダウンロードしたほうが良さそうです。


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