2008/01/11

decemberunderground

せっかくなので冬にちなんだアルバムを紹介します。
↑はアメリカのバンド、AFIの最新アルバム『decemberunderground』。
タイトルに『12月』がついていることもあり、安直ですが冬におススメするにはいいかなーと。
このAFI、残念ながら日本ではあまり有名ではないのですが、
本国アメリカではすでにキャリア10年以上というベテランのバンド。
ジャンルとしてはどうでしょうか。いちおうgoth emoというジャンル
(マイケミと同じ部類ね)でくくられているんですが、
ハードコアやパンク、ポップ、ゴスなんかもあり、けっこうごちゃごちゃ。
むしろそういう彼らの雑食性が好きだったりもするんですが。

このアルバムは、ハードコア色の強かった前作、前々作に比べて、
よりポップになっているので、ハードコアな苦手なヒトでも十分聞きやすい作品に仕上がってます。
特にシングルカットされたtrack3とtrack6はおススメ。
ポップとハードコアの加減が絶妙な『miss murder』。
エレポップ風な『love like winter』とnew wave風のtrack8などもあり、
単なるgoth emoには終わっていないところが良い。
fall out boyとはまた違う路線でemoを乗り越えたかな。
もちろんきちんとハードコアな曲もあって、特にtrack2の曲はハードコア好きにはたまらない曲。
ちなみに日本盤にはNINの『head like a hole』が収録。こちらも佳曲に仕上がってます。

彼らはこの最新アルバムで初の全米NO.1を獲得し、
シングル『miss.murder』のPVはレッチリの『dani california』を見事押さえて、
MTVアワォードを獲得しました。
賞を取るに恥じない素晴らしいPVです。こちらで見れます。
本国ではボーカルのDavey Havokのエキセントリックな風貌が話題に。

↓の写真、左から二番目の化粧の濃いヒトです。
このヒト、歌うとき妙なしなを作って歌うというか、
すごくおネエっぽいんですが、ゲイなんでしょうか? 
知っているヒトがいたら教えてください。


ちなみにこのバンド、the cureの『just like heaven』のカバーもしております。
けっこうしょうもないカバーです。カバーというよりも殆どロバスミの歌マネ。
deftonesもそうだけれども、cureをカバーするとみんなただの歌マネになっちゃう。
ロバスミの強すぎる個性に負けちゃうんだな。
やっぱ『just like heaven』のカバーはDinosaur Jr.に適わないなあと思ったしだい。