2008/06/14

VHS or beta


以前、new wave revivalのバンドをいくつか紹介したときに、
このバンドは絶対に紹介せねば! と思ったのですが、
なぜか紹介しそびれてしまいました。

いま通学のときに聞いているのが↑のアルバム。
リリースされたときはかなり聞いていたんですけれども、
cureの新曲を聞いてたら、こちらも聞きたくなってしまって。
例によってCD格納庫から、引っ張り出して聞いてましたわ。

いいよね~~~。もう、最高! 
去年リリースしたニュー・アルバムはイマイチだったんだけれども、
このデビュー・アルバムは『永久名盤』にしたいぐらい(笑)。
といっても、たぶん、このアルバムはフツーの洋楽ファンには絶対分からない。
cureファンにしか、このアルバムの良さは分からないと思います。

前にも書きましたが、new wave revivalにはある傾向がありまして、
その大きな傾向のひとつとして、
cure meets ダンス・ミュージックというのがありました。
彼らは、まさにこれ。だってもろcureなんだもん。
もっといえば、daft punk meets cureなんだけれども、
ボーカルがね、そっくりなのよ、ロバスミ御大に。
シャウトのし方も、すごく苦しそうに高音を歌うとことなんかも、すげーそっくり。
しかもね、このバンドのボーカル。めちゃアジアンな顔なの。
たぶん中国系なんだろうけど。
こんなもろ東洋人みたいな顔のお兄さんが、ロバスミ声で歌うという衝撃がスゴくて。
もろハマってしまいましたわ。

それに、彼らはraptureと違ってcureにより近づこうとしているのがイイ。
しかも、それに失敗しちゃっているところもグゥ~~。
本当にね、頑張ってるって思うんだ、すごい努力してるのよ。
cureにね、少しでも近づこうと必死になって努力してるんだけれども、
まったくうまくいっていないのよ(爆)。

その典型的な例が『alive』という曲。
これは壮大な野望を持った曲で、
『the head on the door』期のcureに近づこうとして作った曲。
この時期のcureは、音楽的には初期のダーク路線から、
ポップ路線へと脱却し始めた時期。
ダークな要素とポップの要素が絶妙に絡み合う、
まさに彼らでしか作りえないような、cureの個性を確立した時期でもある。

しかし、このVHS or betaは無謀にもこの時期のcureに挑戦しようとしているんですね。
だいたい、cureに影響を受けてるバンドって
初期のダーク路線(the essenceなど)が、ほとんどではないですか。
答えは簡単。真似するのが簡単だからですよ。後期のcureは音楽的には非常に難解。
これはロバスミ御大の個性なくしては絶対に成り立たない音楽世界だから、難しいのよ。

それなのに、彼らは果敢にも挑んでいるんですわ。
その心意気はエラい!と思うよ。ほかのバンドはそんなことしないからね~。

で、『alive』は最初は初期cureのダークな曲調から始まる。
ミニマル・ミュージックに影響を受けた同じフレーズが続く感じの曲ね。
で、途中から転調して、Bメロ辺りから急にポップな曲に変わるんだけれども、
ポップな要素とダークな要素がぜんぜん融合されてなくて、
完全に切り離されちゃっているんだな。そのせいか、
この曲はひとつの曲でありながら、
二つの曲が存在するというすごく奇妙なことになっちゃっている。

たぶん、彼らの意図としては、
ダークなリズムのなかにポップなメロディを融合させたかったんだろうね。
だけど、その意図はみごとに崩れちゃった。

難しいよ、ポップ・ミュージックのcureを真似するのは。
本当にいくつも見てますもん、失敗例を。
カバー曲になると顕著。
ほかのバンドがね、cureの曲をカバーすると
ただのポップ・ミュージックになってしまって
個性とか、特徴とか、cureの曲を形作ってるいっさいのものが飛んじゃうの。
ロバスミ御大の個性がいかに大事か思い知らされるわけですよ。
曲の根幹をなしているものですからね~~~。

まあ、このバンドもこのアルバムでcureを真似するのが
いかに難しいかを思い知らされたのか、
セカンドでは思いっきりダフト・パンクにシフトしておりましたが。

でも、そういう失敗も含めてこのアルバムは好き。
そして、このアルバムを聞くたびに
cureってやっぱスゴいな~~って思い知らされたり(笑)。

おススメです。

2008/06/13

退化中。。。 ~gwen stefani編~

そういえば、今日は13日の金曜日。
あらら、cureのニューシングルの発売日だったわ。
さっそくITS、行って買ってこよ。
というわけで、感想はのちに。




↓のアギレラの『stripped』に続き、
グウェン姐さんのCDにもハマっております。
このアルバムは良いよ~~~。
絶対おススメ。特に日本人なら、絶対に気に入ること間違いなし。
ここまで日本のサブカルチャーを好意的にとらえてくれる
アーティストはなかなかいないと思うよ。

歌の随所に日本語を挿入したり(『何を待ってるの?』とか『やっちゃいなよ』とか)
PVも日本のサブカルチャーに影響されたものあり。
そして、極めつけは『harajuku girl』!!!
素敵過ぎます。
イントロがマドンナの『papa don't preach』にそっくりなんだけれども、
そこはグウェン姐さん、うまい具合にアレンジしております。

80's pop musicの偏愛ぶりも良し。
ブラック・ミュージックの影響も受けつつも、
どこかダサ目で、キッチュに聞こえるのも、このnew waveへの彼女の傾倒があってこそ。

ぜひ、new wave好きな人は聞いてもらいたい。

そして、思うのですが、彼女ってバンシーズのスージー姐御に声が似てるんです。
no doubtのときから気になっていたんですが。
彼女、かなりスージー姐御の影響を受けてるんじゃないかな。
歌い方とか、スタイルとか。
バンシーズは、new wave好きなヒトならチェックですよ。
そして、レディへ・ファンは必聴。
トム・ヨークがお気に入りと公言しているバンドでもあります。

グウェン姐さんってね、それにすごーくいいヒトなのよ。
人柄とか、性格とか、そういうことだけではなくて。
彼女、ことあるごとに影響を受けたアーティストに
the cure
の名前をあげてくれてるんです。
しかも、ITSのバイオグラフィーの
『影響を受けたアーティスト』の欄に『the cure』の名前があるほど。
いいヒトでしょ? cureファンならぜひ聞いてあげてください。

退化中。。。


↑の写真は、最近聞いているCD。
ご覧の通り、ポップ・ミュージックばかり聴いております。
どんどん脳が退化していっている。
ロックを聴く気分になれない。

勉強をしてるときに、集中力を高めるために音楽をかけるのですが、
ロックみたいな音楽をかけると逆に音楽のほうに気を取られて
勉強にならないのですよ。
特にNINとかcureみたいなバンドは、内容の濃ーい音楽を作るから、
聞く側にも気合いが必要になるわけで・・・。

で、どうしてもこういう音楽に落ち着いちゃう。
なにも考えなくて聞くことができるからね。
BGMとして流している分には最高なのですよ。

特に最近ハマってるのは、クリスティーナ・アギレラ!!!
ははは、笑っちゃうよ。
高校の頃、あれだけ、さんざんアギレラを馬鹿にしていたわたしが、
こともあろうか彼女の音楽にハマってしまう日が来るとは!

高校の頃の友人にアギレラのCD貸してとメールをしたら
めちゃめちゃ驚かれました。『いったいどうしたの?』って。
そんなに驚くことか????

でもね、ホントいいのよ、アギレラ。
特に『dirrty』が。これでたとき、まったくピンと来なかったんだけど、
PVも特に感じるものもなくて、汚いPVだな(失礼!)としか思わなかったんだけれども、
いま聞いてみるとめちゃくちゃいいね~~~。
すげーカッコイイよ~~~。
Redmanとのコラボも良し! しかも、彼女すべて自分で作曲・作詞してんだな。
知らなかったよ。アギレラ、見直しましたわ。

アギレラってすごく苦悩の時期があったヒトだって思うんだよね。
だってさ、いつもブリトニーと比べられていたでしょ?
しかも、彼女、ブリトニーよりも可愛くないし(ファンのヒト、ゴメン)、
わたしも彼女のことがいまいち好きになれなかったのは、
彼女の貧相な体型もあったんだよね。
彼女、白人にしては小柄で、おそらく155センチぐらいしかないと思うのよ。
それに体型も日本人に似ていて、すごく貧相。とても華奢で、肉付きも悪いの。
今は胸を豊胸整形して、だいぶグラマーになったけれども。
ブリトニーと並んで立っているときのからだの貧相さといったら!!

それに、見た目も奇抜だったしね。
ひと昔前のギャルみたいな格好してたりして、すごくコワかった。
でも、考えてみれば、
全部ブリトニーと比較されないよういろいろと試行錯誤してたんだよね。
彼女があれだけ『歌』にこだわるのも、
ダンスで絶対に適わないブリトニーに対抗するため。
いまの彼女があるのも、そういう葛藤の時期を乗り越えてこそあるんだと思いますね。

実際、↑写真の『stripped』はいいアルバムなので、おススメですよ~。

2008/06/12

買っちゃった・・・


相変わらず歯の調子があまりよくない。
いま行ってる歯科医院がね、少々問題が・・・。
いや、医師が悪いっていうんじゃないですよ。
すごく良いせんせいなんですが・・・。
ただね、最後まで診てくれないんですよ。
とちゅうで、若いせんせいと切り替わっちゃう。

その先生が、うちの大学の、おそらく、研修医なんですよね~。
たぶん年齢も、自分と2,3歳ほどしか違わないであろう年齢。
たぶん、うちの相方と同じ歳ぐらいで、しかも同じ研修医!!!
ぎゃ~~~、とても恐ろしくて、診てもらいたくないわ~~~!!!

うちの大学は、総合大学で、歯学部があり、もちろん歯科病院もあるんですが、
どうして、大学病院に行かなかったかというと、
こういう研修医のヒトに診てもらいたくなかったわけで・・・。

コワいのよ~。経験が少ない分、なにされるか分からないという恐怖が~~~。
それに、大学病院でのイタい記憶が・・・。
注射がね、へたくそでね~、血管に入らずにもれてしまって大騒ぎになったんですよ~~。
うちの相方もおそらく注射はできないであろう。
どうどうと開き直ってましたもん、『看護婦にしてもらえばいい』って。

いいんですかね~。だけど、その先生、思ったよりはへたくそではなかったの。
だけどね、口をね、無理やりこじ開けるのですよ~~~。
指で唇をつかんで~~~(激汗)。
やめてくれ~~~!!!

さらにコワいことには、歯科衛生士さんも新人さんで、
互いに機械が分からずに、どの機械を出したらいいかあれこれ言い合ってたり、
部品をつけるのにやたら手間がかかったり・・・。

ぎゃーー、お願いです~~~。
ベテランの先生、カムバック~~~。
O先生、きちんと最後まで診てください~~。

↑の写真は、話とぜんぜん関係ありませんが、
この前お気に入りの雑貨店で購入したガラスのポット。
とぉーてもかわいかったので、一目ぼれして買っちゃいました。
ふたの小鳥ちゃんがポイント。1572円なり~~~。
このポットを見て慰められております。

2008/06/06

あらら・・・


さっきまでcureの老舗ファンサイトCOFに行ってました。本当に久しぶり。
何度か見てはいたんだけれども、なにせ時間がなくて。
じっくり見ちゃうと何時間も見ちゃうから、
じっくり見るのはNINのオフィシャルサイトファンサイトだけに抑えていたんですが。

今日時間をかけてみてたら、
しっかり載ってましたわ。
限定ボックスセットがおじゃんになってしまった記事を。

ガーン、ガーン、ガーン。Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!

Juneさんから昨日教えていただくまで、
まったく知らなかったわたくし。
はじめてcureのコレクターズアイテムを手に入れられると
狂喜乱舞していたのに、儚くも夢と消えましたわ。

いったいどうしてくれるんじゃい、

ユニバーサルよ(怒)!!!


ホント、扱い悪いよね、cureに対して。ひどすぎるよ!!!
レコ会社の信頼を疑います。

せめて自分だけでもコレクターズ・アイテムを手に入れた気分に浸ろうと、
PCの壁紙をcureにして見ました。↓↓↓↓↓

って、↑の写真を背景にしただけなんですが・・・・。


ちょっと分かりづらいですかね。
さっきアマゾンで第二弾シングル予約してきたし、
あとは届くのを楽しみに待っていよう。

2008/06/05

癒されております②

昨日、書店で↑の本を買ってきました。
アンティーク・ガラスを置いたインテリア。素敵・・・。
ガラスが大好きで、我が部屋にもたくさんのガラスの置物やフラワーベースが。
ガラスの、水を思わせる透明感あふれる佇まいや冷たい質感がすごく心地良い。
水の中にいるような気分にさせてくれます。
で、ガラスのビンに貝殻なんぞを入れて、飾ったり・・・。

↓の写真は、我が部屋に飾られたガラスコレクションの一部。はあ、癒されますな~。

『the slip』感想~一通り聞いたあとで~


さっそくNINのフリーダウンロードのアルバム感想、UPします。

総評としては、『year zero』と『ghostsⅠ~Ⅳ』の隙間を
埋める的な作品になっているような気がします。
両者の中間みたいな感じ。
だけど、作品の出来としては、
『フリー』に相応しい出来だといえるんじゃないのかな。
つまり、お金を取って聞くべき作品には仕上がっていないということ。
厳しいかもしれないけれども、点数的には70点ぐらい。
『ghostsⅠ~Ⅳ』が85点の高得点で、
『year zero』65点(スイマセン、あんまり好きじゃないんです)なら、だいたいそんな感じ。
可もなく不可もなくって感じだなー。インパクトに欠けるよ。

レコ会社の圧力がなくなってトレント自身は満足なんだろうけれども、
個人的には、そういう制約がなくなってしまったということが逆に、
作品自体に緊張感を失わせてしまっているような気がするんだよねー。

確かにレコ会社は売れる曲を作れとうるさいし、特にCDが売れない昨今は
大御所のアーティストでも解雇したりしている例もたくさんあって、
『芸術』という側面から見たら、商業主義に走りがちなレコ会社は
批判されてしかるべきだけれども。

でも、別な側面から考えれば、そういう緊張関係があるからこそ、
いい曲も生まれてくるわけで・・・。
『こんちくしょう!!!』っていう思いがさあ、曲になるわけでしょう?
何でもかんでも『悪』とみなすのはよくないんじゃない?
90年代のトレントが神がかり的に素晴らしかったのも、
そういうレコ会社との軋轢があってこそだと思うけれども。

最近のNINはどうも緊張感に欠けるなー。
ひりひりするようなものがあまり感じられないんだもの。
切迫感ってのかな・・・。
90年代の曲にはみんなこういう緊張感があったって気がするの。
ダークで内省的な曲のなかにさえも、
言葉にならない攻撃性があった気がするんだけれども、
トレントの思いとか怒りとかがね、あったって気がするの。
本当に言葉にならない感情が。
でも、最近のアルバムにはあんまりないのよ。
もしかしたら、トレントが大人になったのかもしれないのだけれども。

でも、少し、自分のなかにも変化があって。
NINを聞いていて思うことなんだけれども、
自分の側も反省しなければならないことがあるかなーと。
わたくし、いままで自分の思いを
トレントに押し付けすぎていたのではないのかと思うのですよ。
トレントにはこうあってほしいとか、
こういう曲を作らないとNINじゃないとか。
そういうあまりにも個人的で、
独りよがりな思いをぶつけすぎているんじゃないかと。
トレントだって神じゃないんだし、人間なんだし、歳をとるんだから、
彼自身、長いNIN生活の中で変わってきたことだって
たくさんあるんだと思うんだよね。
そういう感情の変化が音楽に現れてきているというか。
そして、わたしはそういう彼の変化に気づかなかったというか、
むしろ気づきたくないばかりに、
昔のほうがよかったと無理に昔のNINにこだわったりして。
そういうのは、間違ってるんじゃないかと。

『year zero』を聞きながら、
NINの聞き方というものをもっと変えていかないと、
自分の意識というものを変えていかないとだめなのかな~
と思ったりしてます。
そういうことを考えたら、少しNINの変化も分かってきたというか。
完全にではないけれども、
『year zero』を受け入れられるようになってきたんだよね。
『with teeth』はまだなんだけど。

だから、『the slip』もそういうトレントの変化に着目して聞かないと
本当の意味での感想は書けないんじゃないかと、
あらためて、いま聞きなおしているところです。
なので、上の70点は最初に聞いた感想。
また点数が変化することはあるかと思います。

でも、難しいよね。
アーティストの変化に自分を合わせるのって。
アーティストも苦労すると思うわ。ごめんなさい、トレント。

癒されております①


先月かな? リリースされたばかりのdeath cab for cuiteの新作。
同じemo系でも、こちらはJEWやFOBとは違い、かなりの癒し系。
いわゆるビューティフル・エモというやつで、スミス直系の爽やかな音が特徴。
いやー、いいねー。アコギの音色がとてもきれいで、透明感があって、
しかもメロディもシンプルなんだけど、とても耳なじみがよくて、
癒されますわ~~~。ここ最近、ずっとヘヴィロテ状態。

だけれども、ただひとつ難をいえば、
このバンド、自分たちの影響を受けてきたバンドの音の影響が強すぎる。
まあ、ぶっちゃけモトネタが分かっちゃうっての。
だって、はっきりいってREMなんだもん。
音の感じも、変に落ち着いた佇まいも。全部REM。
確かにスミスやキュアーの影響も強いとは思うけれども、
こういうアメリカのバンドのnew waveの影響って、
最終的にはREMに行き着いちゃうんだよな。
インターポールもそうだもんね。
joy divisionの影響もかなり色濃いけれども、
結局はREMへと走っていっちゃう。

もっと自分たちのオリジナリティを出していかないと。
確かに洋楽を聞き始めの人とかだったら、
REMなんて知らないから、こういう音を新鮮に感じるんだろうけど、
だけど、ちょっと洋楽聞いてる人だったら、すぐに分かっちゃうよ。

どうも辛辣になってしまうな。
それとも、わたしはこういうものを新鮮と感じるには
あまりにも歳をとりすぎてしまったのだろうか。

メジャーに移籍して、チャート的にも成功を収めた
death cab for cutieだけれども、もう少しインパクトがほしいな。
メロディやアレンジメントは素晴らしいのに、
ちょっともったいない気がする。

やっぱ歯痛のせいなんだろうか。
攻撃的になってるのかもしれないですね~。反省。

レディヘはこれでいいの?


今日、ネット予約していたレディヘのシングル集が家に届いたんだけど、
開けてびっくり。全部既出の曲だったんだ・・・。
日本限定盤にはボーナストラックがついてるって書いてたんで
買っちゃったら、あらら・・・、アルバムに収録されてる曲だった・・・・。

ちょっと、というか、かなり後悔。

あのさ~、最近思うことなんだけど、
レディへってこれでいいの?
もちろん、このシングル集は契約消化のために
仕方がなく出されたものであることは承知しているし、
なによりも彼ら自身が望んでいないことはわかるけれども、
もっと何とかできなかったのかな?

もっとはっきりいえば、未発表曲を入れてほしかった。
特に『pop is dead』。何で入れないの?
わかりますよ、彼らが初期の頃の曲を好きじゃないことぐらい。
でもさ、せっかく自分達の初のシングル集が出るんだから、
もう少しなんとかならなかったの?

こんなやる気のないアルバムだったら、
トレントにいわれても仕方がないじゃん。
はっきり言って、レディへは不誠実だと思うよ。
もちろん自分たちに対してじゃなくて、ファンに対してだよ。
熱狂的なファンは反論するだろうけど、
日本じゃ特別に『creep』歌ったじゃん。
レディへはファン思いだっていうかもしれない。
でもさ、それでもやっぱり不誠実だよ。

たとえ契約消化のためのシングル集であっても、発想を変えて
もう少し違った工夫だってできたはずじゃん。
ファンはシングルは全部持ってるから、じゃあ、未発表曲を入れてみようとか。
ライブバージョンCDをつけてみようとか。
いろんなことができたはず。

こういう大人の事情的なことってよくあるわけで、
『大人の事情』だから、自分は関係ありませんって態度は、
かえって『大人』じゃないと思うよ。
そりゃあ、レディヘが『大人』になってしまったら、
彼らの存在意義ってなくなるのかもしれないけれども、
彼らを崇拝しているファンのためを考えたら、
そういうふうに関係ないって態度は取れないじゃん。

そういう点からいったらcureはえらいよ、ホント、感心しちゃうよ。
彼らも前のレコ会社との契約上、『greatest hits』を出さざるを得なかった。
でも、ロバスミはそれじゃあ、すでにすべての曲を知っているファンには申し訳ないって、
アコースティック・バージョンCDをつけたばかりか、
それをすべて自費でまかなったっていうんだよ。
そんなこと、できる? ロバスミってすげー人だなって思ったよ。

レディヘもcureファンだったら、そういうところを真似すればいいのに。
いったいcureのどこを見て好きだっていってんだろう、トム・ヨークは?
なに? レコーディングをしたらCO2の排出量が増えるから、
環境のことを考えてしたくないってか?

ホント、ありえない。
わたしは粉川しのをはじめとするロキノンの連中と違って、
レディヘを神格化したりしないから、いいたいことははっきりいうよ。
間違ってることは間違ってるって。

レディへ・ファンのあいだではシングル集はくだらないから買うな、
みたいなこといってるらしいけど、そういうことを議論する前に
自分たちが崇拝しているバンドの態度のあり方とか
そういうこと、もっと真剣に議論してみたら?

無視するということだけが、自分たちの主義・主張を貫くことになるわけじゃない。
むしろ、誰かのために何かをしてあげるってことが一番大事なんだと思うよ。

レディへはしょせん一ロック・バンドに過ぎない。
ファンあってのバンドなんだから。世界の病を憂いている哲学者じゃない。
そこには娯楽や利益が介在するんだから、受け入れないと。
彼ら、少し、自分たちのこと、勘違いしすぎ。
そして、ファンも。彼らは救世主じゃないんだから。
ただのロックバンドなんだからね。

昔の学生運動の、学生みたいで気持ち悪いよ。

シングル第二弾!


歯が痛くて勉強にならないので、
こうなりゃヤケだ!ってカンジで、怒涛の更新デーに入りますわよ~~~。

で、cureのシングル第二弾。
『freakshow』が今月に発売されます。
この曲はすでにライブで既出されていて、
ファンならみんな知っているんですが、
ライブとスタジオ録音がまったく違うcureのことですから、
どういうアレンジで来るのか楽しみ。

って、いちおうネットで予約したんですが、
例のアメリカ限定の4枚CD入りボックス。
あれ、日本でも販売されるんですかね~。
できれば、ボックスセットのほうをほしいんですが。
cureの限定盤なんてはじめてだし(わたしにとっては)、
ぜひとも手に入れてみたい。でも、販売されるんでしょうかね~?
どっかのCDショップで輸入してくんないかな~。

こういう時って本当にもどかしいというか。
別にcureが日本で人気がなくてもかまわないんですが
(本当はそんなことないけど、もっと注目されてほしいけど)、
こういう限定盤が出るときってホント入手に困る。
レディへとかだったら簡単に限定盤が手に入るけど、
cureじゃ難しい。下手するとNINだって・・・。

てかさぁ、この4枚連続シングル、アルバムに入れんの?
入れてほしくないなぁ・・・。だってさあ、ファンならみんな買ってるわけでしょ?
cureのファンなんてコアな奴ばっかりだし。
まあ、とりあえずアルバム買ってみっか、みたいな人って少ないんだしさぁ。
すでに知ってる曲をアルバムで聞かされても・・・。
なんだかんだ言いつつも、結局例の2枚組アルバムの話は消えてしまったんだし、
もっと違う曲を入れてほしいんだけど、それってファンのわがままかなぁ。

とにかく、新作、楽しみです。

2008/06/04

NIN 夏祭り!!!

夏のNINはすごい!

まず『ghosts Ⅰ~Ⅳ』情報から。
すでにご存知かと思いますが、突然のネット販売から3ヶ月、
日本盤が6月4日に発売されます。
日本盤は輸入盤よりも値段が少々高めですが、
そこは、やっぱり日本盤! ちゃんと特典がつきます。
ボーナスCD一枚と、なんとトレントによる全曲解説が!!!!

ぎゃー、ぎゃー、ぎゃぁぁぁぁーーーー(大興奮)!!!!

速攻でHMVに申し込みしてきました。
もう店頭で売ってるんですが、来月発売の『the slip』と
cureのシングルも買いたかったのでオンラインで。ポイントもたくさん付くし。

来月は『the slip』の日本盤も発売されることですし。
夏はNINで決まりですね~~~。

ここ最近のアルバムがあまり好きになれなくて、
ちょっとNINから遠ざかっていたんですが、
ここに来てNIN愛が再燃。
考えてみれば、わたくし、NINのCDを必ず2枚購入していたんですよ。
輸入盤と日本盤の両方を(爆)
『domnward spiral』にいたっては3枚も。
だから『ghosts Ⅰ~Ⅳ』も日本盤と
ネットで販売している75ドルの限定版の二つを手に入れることにしましたわ。

それに7月発売の『the slip』。
これにはDVDの特典がつくそうですよ~。
日本盤はいっつもおまけDVDがついてくるからお得だわ~~~~。

歯の痛みなんてなんのその。
NINの新作を聴いて乗り切ってみせますわ~。

トレントさん~、ありがとうございます~~。
北米ツアー、頑張ってください。
ついでに日本にも来てください~~!
てか、ウチ、行けないか。
勉強が忙しくてそれどころじゃなーい!!!
来年は試験があるし・・・。わたしが行けるときに来てくださーい!

2008/06/02

危機的状況・・・(涙)

今日、歯科に行ってきました。
ようやく治療してもらったというのに、
歯が痛い・・・
直接神経に触れるようで、
ものがぜんぜん食べられない・・・(涙)

明日また病院に行って治療してもらいます・・・。

最近、落ち込むようなことばかりありまして・・・。

まず歯科医のせんせいから、
わたしの口内年齢が、30代だということを告げられまして・・・。
このままなら、自分の歯がなくなってしまうとのこと・・・。
ぎゃー!!! うそでしょう????

そればかりじゃなくて、昨日髪をとかしてたら、
黒い髪の毛のなかにちらほらと白いものが・・・
ぎゃーー!!!
もっ、もしかして、信じたくはないけれど、
これって、白髪!?

ええ、そうなんですよ。白髪が生えていたんです。
信じられない。しかも一本じゃなくて、二本も三本も。

齢23にして、老化現象がおさまらない。
どうしよう・・・。

そういえば、去年化粧品を買いに行ったときに
肌チェックをしてもらったときも、肌年齢が30ぐらいだった・・・・(涙)。
なんでも水分が足りないらしく、めっちゃたっかい化粧水を進められた記憶が・・・。

ぎゃーーー。ぎゃーーー。

友だちからも、やっぱり30歳だったんだ~とか言われてしまうし。
なんでも趣味がババくさいそうで・・・。
確かになー。カレセン・ジジ専だし、
音楽の趣味も、あらゆる趣味がババくさいというか、
老成してんですよ、わたくし。
あんまり、同年代の子が好きになるようなものを好きにならないというか、

洋楽も、いま流行のものは聞かないし・・・。
cajan dance partyのCD買って後悔しちゃったし・・・。
あと、foalsだっけ? NMEが馬鹿みたいに持ち上げてた新人バンド。
あれもいちおう勢いで買っちゃったんですが、思いっきり後悔しました。
いったいなんなんだ? ああいうものを簡単にプッシュしちゃうNMEって。

てな、カンジで、すっかり意見がババア。
うーん、でも、周りの友だちよりも洋楽歴が長いからってのもあると思うんですよね~。
なまじけっこうな数のバンドの音楽を聴いているだけに、
自然と意見もシビアに・・・。
特に新人バンドにはダメ出しの連続で、友人達からウザがられてます(激汗)。

やっぱ、かくれオバサンなのかも・・・。

ちょっと、というかかなり落ち込みです。