2008/01/26

PICK UP:the cure その⑤:the cureのオルタナティヴ・ロックの影響

2004年9月17日、ロンドンにてMTVヨーロッパが主催する
「MTV ICON」というイベントがおこなわれました。
どういうイベントかというと、現代の音楽シーンに多大なな影響を及ぼしたビック・アーティストを
称えるというもので、すでにメタリカ、ジャネット・ジャクソンがそのICON(=アイコン)に選ばれています。
日本では久保田利伸さんがMTV ジャパンの主催によって称えられました。
↑の記事はその時の模様を伝えたもの。
マリリン・マンソンが司会となって
the cureをリスペクトするバンド達がトリビュートとして、
彼らの音楽をそれぞれカバーしました。
AFIが「just like heaven」
blink-182が「a letter to elise」
razorlightが「boy's don't cry」
そして、deftonesは「if only tonight we could sleep」でした。
スゴイ面々です。知名度とかそういう意味ではなくて、
ここにはそれぞれのジャンルを代表するバンドが出演しているからです。
AFIはemo/screamo、
blink-182はpop punk、
razorlightはbrit rock、
そして、deftonesはheavy rockです。
the cureの影響力がいかにすごいかを如実に証明しているといえるでしょう。

the cureは日本において(欧米においても)正当な評価を受けたことはありません。
しかし、多くのバンドたちがその影響を高らかに公言しております。
次回以降the cureが影響を及ぼしたジャンルについて説明したいと思います。

追記
ライターの有島博志さんがthe cureについてまとめたサイトをみつけました。
とても的確に記されていると思います。こちらから見れます。