2009/11/16

2009 スケート・アメリカ キム・ヨナ SP FP 考察



みなさま、本当にお久しぶりです。

m(o´・ω・`o)mペコリン

10月23日以来まったく更新されず・・・

大変申し訳ありません ゴメンナサ──・゚・(。>д<。)・゚・──イ

実は先月末から自動車教習に行っておりまして、
免許取得中でございます。
今月末に卒検があるので、それまでは頻繁に更新するのは難しいかと・・・

もしかしたら来月もかかってしまうかも・・・
ぜんぜん運転がへたくそで、
仮免取得のときも補修いっぱい受けさせられて、
それでもぜんぜんできなくて、
「何回練習しても仮免通らないかも」と教官に言われてしまう始末・・・(´-∀-`;)
まあ、それでも努力のかいあって一発で通りましたが、
路上に出てもへたくそ運転は相変わらずで・・・
方向転換がどうしてもできずに、
我慢の限界に達した教官は横で寝てしまいました・・・・(´Д⊂ ダメポ
ちゃんと卒検までいくのか不安です。

ですが、可能な限りはがんばって更新したいと思います。
今日は少しがんばってプルシェンコのロシア杯での考察や
浅田選手の今後などを書いていきたいと思います。


が、その前にキム・ヨナ選手のスケアメについての考察を少し。

まずはショートプログラムから。




ゥ──σ(・´ω・`;)──ン

調子が悪かったのでしょうか?
エリボン杯よりもずっと生彩を欠いている感じ。
全体的に覇気のない演技でした。

得点はアレなので、ここではいちいち書きませんが、
(いろいろいっても無駄なので)
ですが、調子があまりよくないことは確かです。

ジャンプの回転不足は相変わらずですが、
キム選手に関しては多少の回転不足でも
とにかく着氷すれば加点を与えるという
彼女だけ特別な採点システムがあるようなので、
なんともいえませんが、

ただ彼女のジャンプが去年よりも激しく劣化してきていることは明らかで、
特にセカンド3Tの着氷が目に余るほどひどい。
着氷時にしぶきが上がるのは明らかに回転不足の証拠。
あれを浅田選手や安藤選手がやったら確実に<が刺さりますよ。

でも、キム選手に対しては見て見ぬ振りを決め込んでいるんですから
しょうがないですよね ( ̄ヘ ̄)ウーン

氏ねよ、ジャッジ  凸(`Д´メ)FUCK YOU!!



まあ、それは脇に置いといて、
わたしが気になったのはショートよりも、FPのほうでした。



キム選手、あきらかにフリップの矯正ができていませんね。

ショートのときはアウトまではいきませんが、
かなりフラットな状態で飛んでました。
それでも認定されているのは、
カナダや韓国のスケ連の豊富な人脈(もとい金脈?)と
強いパイプラインのおかげでしょう。

これはわたしの個人的な推測ですが、
事前にエッジの状態をジャッジに見てもらっているのではないかと思うのです。
どの程度のエッジの傾き具合ならば認定されるのかということを
ジャッジに見てもらって、インまではいかないけれども
この程度のフラットならば認定しようと事前に合意ができているのはないかと。
なので、キム選手も比較的安心してフラットのままで飛ぶことができる。

わたし個人は彼女のエッジは完全にアウトだと思っていなくて
(といっても、足元のスロー再生がないのでなんともいえませんが)
カナーリ怪しいけれどもフラットな状態に戻してきているのではないかと。

しかし、やはり実力に見合わない高得点はどこかで不平・批判が出るものです。
それをキム選手がまったく知らないわけではないと思います。
それに、自分だけがジャッジから特別視されていることは
選手たちもうすうす気づいているでしょうから、
当然自分への風当たりは強くなるし、
また(日本以外の)海外のマスメディアの不評を買うばかりで、
それはそれでプレッシャーとなります。

キム選手だとて馬鹿ではありません。
それなりの努力は必要だと思っているはずです。
実際、彼女のフリーでのフリップはインに近い形で飛んでいました、
というよりも、飛ぼうとしていたといったほうが正しいかな。
ですが、失敗していましました。
ここに彼女の問題点がはっきりと露呈されていると思います。

やはりエッジは矯正されておらず、
正しいエッジで飛ぼうとすれば、ジャンプに狂いが生じ転倒するということです。
そして、フリップの失敗がルッツも狂わせたということです。

もちろん最初のコンビネーションが失敗した精神的ショックも大きいでしょう。
しかし、それだけではないような気がします。
ルッツは明らかにタイミングが合わず、回転不足のまま降りていましたし、
その回転不足のまま降りてきたことが、セカンドの3Tのジャンプを飛べなくさせました。
彼女の回転不足は、調子が悪ければかなり深刻な形で出るということでしょう。

ただ、FPでもかなりジャッジの救済は入ってました。
2A-3Tのセカンド3Tはいまだかつてないほどの
ごまかしのきかないほどのあからさまな回転不足でした。
これに<を取らないのは・・・、ねぇ・・・ε-(‐ω‐;)

2A-2T-2Loの2Aも明らかに回転不足でした。
グリって着氷してから回ってるじゃん。
ちょっと、ジャッジ、もっとしっかりしてよー ( ̄´д` ̄)

とにかく調子が悪かったことは確かで、
それが、朝日新聞がいうところの、単に勝たなければいけないという
精神的プレッシャーだけだったとは思いません。

エリボン杯のときからも気になっていましたが、
(というか、韓国で開かれたアイスショーですでに思っていたことですが)
キム選手は全体的に技術的レベルが
ごまかしようがないほど劣化しているのです。

キム選手はセカンドの3Tをつけるのは
女子にしてはめずらしく得意な選手で
おそらく3-3のコンビネーションジャンプを飛ばせたら、
女子では世界一だと思います。
(もちろんセカンドに3Loをつけられる浅田・安藤両選手を別にして)
しかし、その3-3も2006年のときのほうが
もっと軽やかに、そして、より回転不足がなく飛べていました。
今は、確かに助走のスピードは相変わらず速いですが、
ジャンプがずどーんという感じでどこか重いです。
グリ降りが多くなってきている印象は否めません。

このごまかしがどこまで続くのか。
(そして、ジャッジの救済がどこまで続くか。)


フラット選手の成長もすごく気になります。
今季はひじょうに調子がいいのではないでしょうか。
個人的には、あまり印象のない選手でしたが、
昨日の試合はSP/FPともにすばらしい出来でした。
SPの3-3の失敗がなければ優勝していたかもしれません。
(絶対にありえないだろうけど (;^ω^A )

個人的にはサーシャ・コーエン選手が出場が気になっていました。
もし彼女が出場して、それなりの演技をしていたら
もっとキム選手に違った点数が出ていたかもしれないからです。

ただキム選手本人以上にジャッジは斜め上ですから・・・
GPFしだいですよね。
ジャッジはどこまでキム選手に点数を出すか。

サムスンの訴訟問題も微妙に影響していると思いますし・・・

あと、浅田選手の調子も大きく左右すると思いますよ。
彼女が調子を取り戻してくれば、また違った展開になるかと思います。


(次はロシア杯のプルシェンコ考察です)