今年もがんがん更新していきますよ~。
で、お正月早々購入した本がこちら。
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実はこれ洋書なんです。
洋書は結構好きで買って読んだりしてます。
英語はそれほど得意というわけではないんですが。
それでも、翻訳では分からない微妙なニュアンスとかそういったものを知りたいときには
原書のほうがずっといいんで。
本当に好きな作品はなるべく原書で読むようにしてます。英語限定ですが。
ちなみになんの本かというとsylvia plathというひとのarielという詩集。
彼女、作者は女性なんですが、sylvia plath―シルヴィア・プラス―はアメリカ出身の詩人で、
30歳のときにガスオーブンに頭を突っ込んで自殺をした、英米文学では知らぬものはない超有名人。
近年グウィネス・パルトロウが映画『シルヴィア』で彼女を演じたことでも話題になりました。
映画好きの方は、すでに知っていたかもしれませんね。
わたくし、実は彼女の詩が大好きで、たくさん邦訳を持っているんですが
原書まで手が出せなくて。詩の原書ってすごく難しいでしょ?
詩独特の文法や、韻律があったりして、なかなか読みづらいというか。
でも、最近イェーツの原書を読んだらけっこう読めたので、
詩も原書でいけるのではないかと思い、思い切って買ってみました。
やはりシルヴィアの詩はさすがに一筋縄ではいきませんね。
すごく難しいです。言葉も多いし。
日本語訳を思い出しながら、ちびちびと読んでいる毎日。
詩の訳って、小説よりもずっと難しいと思うんです。
英詩独特の言い回しや韻律も表さなきゃいけないし、
更には日本語として成立する文章にもしなければならない。
訳詩を読んでもけっこう納得いかない部分も多くて
原書で読んではじめて分かるということも多いんだけれども
シルヴィアの詩は原書で読んでも分かりづらい。
基本、英書でもそれなりに読むことができるんですが。
これはニュアンスや訳もあまりとれない。もっと格闘する必要があるようです。
追記
プラスの日本語サイトがありましたので、のせておきますね。
こちらに行くと彼女の原詩と日本語訳を見れますよ。
2 件のコメント:
明けましておめでとうございます。
プラスですか!懐かしいです。
英文学の授業でレポートを書いたりしました。
映画も見ました。
凄い詩人ですよね、Arielという詩は少しは思い出せます。
ミュンヘンのマネキン、とかDaddyとか
実に凄惨なイメージに満ちてますよね。
詩は原文と翻訳両方見たほうがいいですよね。
そういえばキュアーの未発表曲でArielという曲がありました。
百頭人さん、こちらこそあけましておめでとうございます。
百頭人さんは英文学を専攻されていたんですね。
レポートを書かれたんですか!かっこいい!私も初めは文学部を志望していたんですが、文学部は就職がないといわれて、法学部に変えてしまいました(汗)。
今となっては後悔してます。
法律は、正直私にはあわないんです。
私も文学のレポートとか書きたかったです。
Daddyは本当にスゴイ詩ですよね。戦中派だったためか、すごく戦争当時のイメージを多用しているように思います。ナチスや原爆とか。
そういえば、ロバートってプラスの詩が好きだったんじゃなかったでしたっけ?
そうだとしたら、Arielという歌があっても不思議じゃないですよね。
実は私、hanging gardenがとてもプラスの詩に似てるって思ったことがあったんです。
彼女の詩に『hanging garden』という言葉があったので。ちなみにその部分の邦訳は『首吊りの庭』でした(笑)。
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