
昨日たまたま立ち寄った中古屋さんで、↑のCDが売ってたのですが、
300円という破格の値段だったので、早速買って家で聞いてました。
このアルバム、発売した当初買おうかどうか迷っていたんですが、
ちょうどその時読んでいた英雑誌『Q』のアルバム評で、
星★★と酷評していたので、「これまちょっとまずいなー」と
買うのをひかえておりました。
で、昨日たまたま安く売っていたので、
どんなに悪いアルバムなのかと聞いてみたら…、
めちゃめちゃいーじゃん!
いつものnew order節が炸裂していて、メロディもすごく良い。
確かにいつもの哀愁はやや後退しているものの、
その分、軽快さや華やかさが加わって、すごく聞きやすくなっている。
new orderはまだ聞いたことのない人には
おススメのアルバムになっているんじゃないですか?
それなのに、『Q』誌の酷評、なぜ?
いつものことだけれども、イギリスの雑誌って
こういうベテランのバンドに対しては冷たい気がする。
このアルバム評に対しても
「目新しいものは何もない」とか、「『technique』以降はいい曲を作ってない」とか
いいたい放題だったけれども、
なんでもかんでも『新しいもの』を作ればいいってわけじゃないし、
何よりもこういうベテランのバンドがみずみずしさを失わず、
平均して高いクオリティのあるアルバムを作っていられるってことが
何よりも大事なんじゃないの?
イギリスの音楽評論家は『新しいもの』『斬新なもの』に眼を奪われすぎ!
音楽とは何かという根本を忘れている!
音楽はなんでもかんでも新しいことをやればいいってわけじゃない。
時にはベテランの奮闘もきちんと評価してやることも必要だし、
一番大事なのは、『人を感動させる音楽を作る』ってことじゃないのかな?
イギリスに限らず日本の洋楽評論家、もしかしたら世界の音楽評論家たちは
そういうことを忘れてるんじゃなかろうか?
しっかし、洋楽雑誌のアルバム評ってホント当てにならない。
自分の気分だけで評価してんだから。
トレントだって音楽評論家はクソだと酷評してたしね。
なかにはアルバムの曲聞かないで、評論するやつもいるそうですから。
みなさんもあんまり音楽雑誌等の批評は当てにしないほうがいいと思います。
大事なのは自分の耳で、いいと思ったその感性なんですから。
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