2008/11/19

いまさらながら・・・(;^ω^A


いまさらながら、ハリポタ7巻読みました(;´Д`A ```

いやね(〃▽〃)、買っていたんでござんすよ、7月の発売当日に
にもかかわらず、4ヶ月近くも放置してしまって トホホ・・(;´д`)ノ

どうしてかというとですねえ、
7月8月はバイトで忙しくて読む暇がなかった(^_^;
ほんとっに忙しかったんですよね~~~
多分塾講師をやったことがある方なら分かると思うんですけど
本当にご飯を食べる暇もないほど忙しいんです! (*`Д´*)

それと、これがもっとも大きな原因なんですが、
日本語訳がねえ・・・((((´=д=`))))) ブルブル・・・さむぅ
ひどいんですよ、これが…
もうしょっぱなからまずいって言うか…
もともとこの翻訳者の訳が好きではないということもあるんですけど、
それにしても、あの翻訳はひどすぎるプンスコo(`ω´*)oプンスコ

いつもは、原書のほうを読むんですが
今回はちょっと原書を読んでいる暇がなかったんで、
日本語訳で済ませようと思ったのが間違いだった…Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!

で、結局読む決心が付くまで数ヶ月を要しました(; ̄ー ̄A

感想はですね…

良いんじゃないでしょうか(〃▽〃)
多分いちばん面白かったと思う。
もちろん謎にされてきた部分が解明されたということもあるんだけれども、
それ以上に、この間になって初めて作者のオリジナリティが出せたんではないかという…

正直言って、この作品に対しては
面白いと思う反面、ほかの作品の借り物的な印象がぬぐいきれず、
読むたびにネタ元が容易に推測できてしまうところがあって、
素直に好きということが出来なかったんですが、
(例の『分霊箱』のところもね(^_^;、そっくりなんですよ『ネ○ャン・サーガ』に)

今回はそんなこともなくすんなりと読めたのがよかったです。
特にハリーとヴォルデモートの不思議なつながりについての説明は
よかったんじゃないでしょうか?

魔法がヴォルデモートの魂を破壊し、その一部がハリーの中にとどまってしまった結果
自分が死を受け入れなければ勝つことが出来ないという筋は秀逸だったと思います。
物語としても面白いし、メッセージ性もある。
ようやく真の物語として機能したんじゃないでしょうか?

ただ、ただね、
ひとつ大きな問題が…

それはやっぱり翻訳ですよ

あまりにもひどすぎる (`Д´) ムキー!

正直、こんな汚い、ひどい日本語訳は見たことがないですよ
訳者自身は「日本語としても素晴らしいものにしようと呻吟するほどがんばった」と
あとがきに書いていますが…

その割にはぜんぜんよくないんだよねえ…( ̄。 ̄;)

多分いままで翻訳をやったことがないというのもあると思うけど。
元は通訳をやっていた人でしょ、松岡さんって…。
通訳と翻訳ってぜんぜんちがうと思うんですよ。
「通訳」は話している人の言葉をその場ですばやく翻訳して
相手に意味を伝えるのが最優先されるわけで…。
つまりは意味が伝わっていればいいわけで、はっきりとした文章にする必要はない。

方や、「翻訳」という行為は、
意味が伝わるだけではなく、日本語の文章としても成立している必要があり、
そういう意味では、作家並みの文章力が要求されると思う。

残念ながら、松岡さんには文章力はないと思う。

たとえば「双子の笑顔が衝撃で歪んだ」という文章が上巻にあったんですが
これって日本語としてはおかしな文章ですよね?
英語ではこういう文章は当たり前だけれども、日本語ではありえない。
そうしたら、この文章をもう少し日本語として成立するよう近づけなければならない。

なのに、松岡さんはそれをせず、そのまま原文のまま翻訳してしまっている。

もちろん、あえて翻訳調に書いてにせる文章というのもある。
大江健三郎さんみたいなね、文章ってありますよ、確かに。
でも、ハリポタはそのような純文学の作品じゃないし、
ファンタジー小説であり、児童文学でもある。
子供たちにも理解できるような文章で書かなければならない。

残念ながら、まだ原書を読んでいないんで
もとの文章は正直なところ、分からないんですが、
でも、明らかに原文をそのまま訳しただけというのは分かる。

しかし、それでは絶対だめで…
もう少し日本語としてこなれたものにしないと

たとえば、単文になっている文章を複文に変えて
「衝撃が双子を襲い、二人の顔から笑顔が消えた」にするとか…
これはかなり意訳なんだけれども、日本語としては意味が通っているし、
ニュアンスもしっかり伝わっていると思う。

もう少し原書に近づけたいとするならば、
「双子は衝撃を受けて、その笑顔が奇妙に歪んだ」にしてみてもいい。

とにかく「~~~は~~~した」という翻訳はだめ!! ダァー(゚ω゚)bメッ!!

学校でも習いませんでした? 
無生物主語は必ず「~~のせいで」という風に訳さなければだめだと。

そういう基本的なことすら忘れてるようじゃ
ちょっと翻訳者としてヤバいんじゃないかと…

しかも子供もたくさん読んでるわけだし
かくいう私も高校生になって読んだ作品だからねえ

そのときでさえ、「なんか文章、古くね?」って思ったものだよ…( ̄。 ̄;)

とにかく、そのまずい文章、なんとかしてくださーーい!! m(_ _)m

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