2008/06/05

癒されております①


先月かな? リリースされたばかりのdeath cab for cuiteの新作。
同じemo系でも、こちらはJEWやFOBとは違い、かなりの癒し系。
いわゆるビューティフル・エモというやつで、スミス直系の爽やかな音が特徴。
いやー、いいねー。アコギの音色がとてもきれいで、透明感があって、
しかもメロディもシンプルなんだけど、とても耳なじみがよくて、
癒されますわ~~~。ここ最近、ずっとヘヴィロテ状態。

だけれども、ただひとつ難をいえば、
このバンド、自分たちの影響を受けてきたバンドの音の影響が強すぎる。
まあ、ぶっちゃけモトネタが分かっちゃうっての。
だって、はっきりいってREMなんだもん。
音の感じも、変に落ち着いた佇まいも。全部REM。
確かにスミスやキュアーの影響も強いとは思うけれども、
こういうアメリカのバンドのnew waveの影響って、
最終的にはREMに行き着いちゃうんだよな。
インターポールもそうだもんね。
joy divisionの影響もかなり色濃いけれども、
結局はREMへと走っていっちゃう。

もっと自分たちのオリジナリティを出していかないと。
確かに洋楽を聞き始めの人とかだったら、
REMなんて知らないから、こういう音を新鮮に感じるんだろうけど、
だけど、ちょっと洋楽聞いてる人だったら、すぐに分かっちゃうよ。

どうも辛辣になってしまうな。
それとも、わたしはこういうものを新鮮と感じるには
あまりにも歳をとりすぎてしまったのだろうか。

メジャーに移籍して、チャート的にも成功を収めた
death cab for cutieだけれども、もう少しインパクトがほしいな。
メロディやアレンジメントは素晴らしいのに、
ちょっともったいない気がする。

やっぱ歯痛のせいなんだろうか。
攻撃的になってるのかもしれないですね~。反省。

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