2009/08/16

2010 バンクーバー五輪 フィギュアスケート メダル展望-明暗を分けつつある? 浅田真央とキム・ヨナ その①-



昨日にも更新しようと思ったのですが…
実は『硫黄島からの手紙』を見てまして
遅くなってしまって、更新できなくなりました。

ャバィね・・(-ω-;)、『硫黄島~』。
泣きながら見てました 。・゚・(ノД`)・゚・。

クリント・イーストウッドの才能が炸裂しまくり。
でも、ああいう映画をアメリカ人に作らせちゃだめだよ。
あれは、日本人が子々孫々にまで語り継がなくてはいけないものだろう。
しかし、残念ながらいまの日本人ではむずかしいんでしょうね。
ちょっとでも戦争を肯定するようなことを言えば、
『戦争を美化してる』と寄ってたかってたたきまくるんですから。
アメリカ人であるクリント・イーストウッドのほうが
当時の日本人の心情を理解しているという皮肉っていったい…。


そうそう、バンクーバーのメダル予想をうpしたとたん
アクセス数が馬鹿みたいに跳ね上がっているんですが…。

多くの方に見ていただけるのはうれしいのですが、
この予想はあくまでも推測の領域を出ませんので、本気になさりませんよう。
三橋貴明氏も「あたってはいないと思いますが」と前置きしてありますので。

さまざまな状況が選手を取り巻いていても、
最終的には選手自身の実力がメダルを決するものと思っております。
わたしたち、フィギュア・ファンは選手たちを黙って見守ってあげるしかない。
でも、今年の世界選手権のような選手の心を
かき乱すようなことにはなってもらいたくはないですよね。
落ち着いて、競技に集中できる環境を作って
あげるようにしてあげなければと思います。


また前置きが長くなってしまった…orz

早速本題に。

数日前に↓の動画を見ました。



8月14日に行われたアイスショーでのキム選手の演技です。

最初に見たときの感想は…

ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!


これはかなり ャバィ・・(´Д`;) のでは?

キム選手がEXにまったく力を入れていないことはわかっています。
アイスショート自体に興味がなく、
「お金」のためだけにやっているということも承知です。
しかし、それにしてもこれはないでしょう。

彼女、エッジの矯正が上手くいってませんね、おそらく。

最初の3F-3Tがすっぽ抜けてしまっているし、
そして、次のルッツもわざわざサルコウに変えて跳んでいる。
これはエッジの矯正によって踏切が不安定になってしまい、
フリップどころかルッツも飛べなくなってしまっていることを
示唆しているような気が…。

もちろんたかがアイスショーですし、
競技レベルの高難度の内容を盛り込む必要はないわけで、
ルッツをやれないのではなく、
あえて得意なサルコウにしたのでしょうが、

しかし、キム選手はあまり器用な選手ではなく、
プログラムの内容をころころ変えて滑るというのは
彼女にとってはかえって難しいことのように思えるのです。

それに、少なくともフリップは跳ぼうとしてるんですし。
フリップが飛べなかったので、
とっさの判断でサルコウに切り替えたともいえるでしょうし。


そのサルコウにしても、いつもよりも回転に余裕がなく、
着氷してから回っています。いわゆる回転不足です。

昨シーズンあたりから、彼女、少しずつ回転に余裕がなくなってきて、
たびたび回転不足のまま降りてくることがあったんですよね。
その回転不足をジャッジは判定せず、
日本のフィギュアファンは怒っていたのですが。

これは、まあ、わたし的には理解できるんですよね。
競技はたくさんの選手が出場しますから、
よりスピーディーな対応が求められます。
ジャッジは次の競技者のためにも、早く判定を下さなければならない。

そして、キム選手は少なくともシニア・デビューをしたときから、
ジャンプの精度に定評がありましたから、
彼女のジャンプをよく見ないままに、
その何年かの評価の蓄積で判定してしまう。
つまり、キム・ヨナならば回転不足はないだろうと「勝手に」判断して
または、そう思い込んで判定してしまっている。

わたし個人としては、
巷で話題になっている「八百長」はないと思いますよ。
どちらかというと、ジャッジが思い込みだけで判定しているだけかと。

逆に、浅田選手はジャンプに独特の癖がありますし、
また3Aを女子で唯一跳ぶことができますから、
そのせいで、狙い撃ちされてしまったのかと。
事実、3Aに関しては最近まで回転不足やツーフットになりがちでしたし。

とにかく、彼女のジャンプが劣化していることは確かで、
その劣化を食い止められない状況にあることは間違いないようです。

また、プログラムをなかなかお披露目できないところも
そういうところにあるような気がします。

昨シーズンは、非常に忙しくて、
選手たちのオフシーズンの動きを見ていなかったのでわかりませんが、
でも、この時期にキム選手は新プログラムをお披露目していませんでしたっけ?
内容はしていなくても、曲目は発表していたような。。。

そのあたりはぜひ他の方から聞きたいのですが。

もちろん他の有力選手もまだ発表を控えていますし、
戦略的なものもあるので(キム陣営がいう「他の選手に内容を知られたくない」等)
プログラムを発表できない=キム選手の調子が悪い
とは断定できないのですが、
でも、何かが滞っていることは確かなような気がします。

《長くなってしまったので、二つに分けます》


1 件のコメント:

椿 さんのコメント...

ヨナちゃんのショーでの「死の舞踏」は、3F+3Tのすっぽヌケではなく、ファーストジャンプを3Tに変えてのすっぽヌケです。つまりファーストジャンプからフリップで入ろうとしたのではなく、最初からトゥループのつもりで入ってすっぽヌケたんですね。
この次のショーでは3T+3Tを一応跳んでます。
フリップとルッツは、ショーやEXでは、なにがなんでも跳ばないみたいですね(苦笑)。